CORVETTE C3 買い方・維持の方法(1)概要 

CORVETTE-C3という魅惑的なモノ

CORVETTEである。
C3である。世間では【しーすりー】と呼ぶらしい。
私にとっとては、【しーさん】だけどw

ということで、私の世代にとって、コルベットといえば、このC3なのである。

ドアミラーにうつるのは、半分がリアの盛り上がったフェンダーなのである。
ドアミラーがたためないのもそのハズ、そもそものドアミラーが、タイヤよりも内側にあるのだ。
カーボンニュートラルが叫ばれる中、ハイオク・リッター3キロのV8爆音さんである。

そう、I am マッコイのMD高校の校長も乗っていた、あの車なのだ。

C3モデルは、1968~1982年、最終年でも1982年、今年は2022年。
そう、少なくとも40年車なのである。

昨今の旧車ブームもあり、そして、あの若き日の憧れだけど高くて買えなかった、魅惑のクルマ、
ちょっと余裕のできたおっさんが買いたがるわけである。
しかし、まがりなりにも40年車、普通のクルマのような快適さなど微塵もなく、ちゃんと走れること自体の方が奇跡なのだ。

 

当然、お金も時間も、手間暇かかるのだ。でも、安い買い物でもないわけだから、実際にどうなの?
どんな問題あるの?
どんだけ¥かかるの?
どこで買えばいいの?

そこらへんに斬りこんでいこう!

モデルの選択

大雑把に分類しよう。
まず、【前期型】と【後期型】である。
前期型は、俗に、【あいあんばんぱー】と呼ばれ、バンパーがクロムメッキみたいなやつである。
後期型は、バンパーがFRPである。
お勧めなんかない。好きな方を選択すればいい。
しかし、金額レンジは大分違う。
こんな感じで中古車情報に出回っている。

前期型→だいたい600万以上。程度のよいものはだいたい『時価』。電話してみると、800万以上。1000万程度が多い。因みに、C2になると、1000万では買えない。1500スタートくらいな感じである。
後期型→だいたい400万以上。1982だけ、純正では、キャブレターではなく、インジェクション。
このインジェクション、『CrossFireInjection』と呼ばれ、賛否も好みも分かれ、キャブに積み替えているクルマも多い。

ちなみに、、MT:ATは、1:9、スポーツカーなのだが、ATが大半である。


その他、1982年は、『CollectorsEdition』というのがあって、唯一、ハッチバックが開く。
ちょっとでも荷物を載せる機会があるならば、、実は超便利。
この点に触れている日本語の記事は皆無と言ってもよい。
便利ではあるが、『あと付け感満載』のため、問題点も色々ある。

 

しかし、、5年前だったら、後期型が200万円台で売ってた気がするのを考えると、かなり高騰しているのも事実だ。

 

ここでは、後期型について触れます。

前期型をそのうち買ったらまた書きますが、¥がつづくかどうかがわかりません(>_<)

後期型ならざっと500万。いい感じに仕上げるなら更に300万。

結論を書いてしまった。
こんなもんだろう。
400万くらいで中古車情報に出ているからと言って、世の中、そんなに甘くない。
私など、、
『取りに行った納車の日の帰りに動かなくなってレッカー移動した』
という経験を持つ。

最初の価格が400万。

購入後1年間にかけたい費用が100万。
ちなみに、エアコンを交換すると、50万くらいはかかる。

趣味的に、内装を変えるとか、足回りをかえるとかすると、さらに300万。

全塗装すると、、、全部ハズして塗装して欲しいので、100万。
エンジンとミッションをOHしてキャブを変えたりして、さらに100~150万。

よって、1000万くらいあれば、まぁかなりイイ感じになるのではないかなと。

こう考えると、普通の新車よりも高く、まとめてローンもできない。
とりあえず、、500万くらい用意して、、あとは、、時間をかけて仕上げていく感じがいいのかな。
いっぺんに仕上がっちゃったら、、逆に、楽しみ半減、、って部分もある。

どこで買うか?

いくつかの視点で見て行こう。

このような旧車のアメ車みたいなものは、、

『買ったところでなくても整備してくれる』

のである。

※但し、、車検だけは、販売店の方が良い場合もある。これについては触れない。ひとことで言えば、『蛇の道は蛇』

特にこの車、部品は日本車と違っていくらでも本国から通販で買える。

現在問題になるのは、エアコンくらいである。(現在、、最低10か月待ちという情報あり)

よって、どこで買うかよりも、どこで日ごろの整備をしてもらうか、、が重要となる。

そこが一致している店は少ない。

とても良いと思われる、MARCELOさんみたいなところもあるのだけれども、

評判の良いところは、だいたいにおいて固定客もいて、さらに超多忙、という場合が多い。

それに、日頃の整備という点で言えば、家に近いに越したことはない。

まぁ少なくとも、同一県内にしたいところではある。

中古車情報を検索すると、、

この1年間くらい、、ちょくちょく検索してました。

CORVETTE-C3後期型、年間出てくるのは、Goo-netとカーセンサー合わせて、、10~20台くらい。

でもアメ車専門店の中には、『要望をくれれば、アメリカから調達します』というお店もあるので、

実際には、中古車情報に出てこないレベルで売買されているものもあるのかと。

この車、『世界的には台数が多い』ということ、『パーツは今でもサードパーティモノを含めれば全てそろえることができる』という利点があるため、

本気で買おうと思ったら、たぶん、見つかるのではないかと。

整備工場のセレクト

整備工場は、販売店が自社でやっている場合と、販売店は販売しているだけで、

整備を外部委託している場合がある。

どちらにしても、長いつきあいになるので、『整備工場と直接、話ができる関係』を築きたい。

ただし、『整備工場と直接』と『メカニックと直接』は、微妙に違う。

腕はよいけど、意思疎通が難しい的な整備士さんの場合には、

間に営業の人が入ってくれた方がうまくいく場合もある。

どんな時代でも、最後は人と人との関係となったりするので、

ここはひとつ、『相性の良い整備工場を探す』ということをしてみたらよいと思う。

だいたい、アメ車の整備を専門にしてたりする人は、職人気質(かたぎ)の人が多いと思うので、

人間関係の相性等がとても重要となる。

つづく

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