コルベットC3のパワーウィンドウのスイッチを改良する件
コルベットC3のパワーウィンドウのスイッチはちょっと重い
そもそもで言うと、センターコンソール部分をそっくり作り変えるところから始まります。
まぁ売ってるかどうかという点で言えば、、もちろん、売ってます。
売ってるのは、まぁこんな感じなわけで。
しかしながら、、、私のC3、ミッションが6MT@ZF(なぜかヨーロッパ仕様)に入れ替えられており、
純正のものでは取り付け不能でした、
コンソール全ての作り変えは別の命題になるので、今回は、パワーウィンドウのスイッチを改良することに着目します。
改良する理由は、、
① 純正のスイッチ、ちょっと重いよね
② AUTOモードが無いよね
③ ついでに、助手席側もAUTOモードつけたいよね。
という理由からです。
しかし、、これ、結構めんどい話なのです。特に、③が。
その他、、
●ドアの内張りをハガしてあれこれするのは、できるかぎりやりたくない
というのも考慮しますね。
回路というか配線の確認
実際の配線(回路)がどうなっているかというと、
まぁバラしてみればわかります。
ばらしてみると、、、
そう、3接点しかありません。
テスタで調べてみると、1回路2接点のモーメンタリ型スイッチです。
配線を調べると、こうなってました。
てっきり、2回路2接点かと思ってました。
そう、図の①ではなく、どうやら②っぽい感じです。
少なくとも等価回路的には②でした。
そして実際に電流を測ってみると、動作時に、10数アンペア流れます。
10数アンペアを、かるー--いタッチのスイッチで操作するには、リレーを使うことになりますね。
実際、、20Aのリレーっていうのが、Amazonあたりでなかなか売ってなくて、
が売ってましたが、、あやしさ満載ですよね。
たぶん、壊れます。
でも10Aじゃアカンし、それより上だと、クルマ用だと、30A,40Aのでかいやつになっちゃいます。
と、思いきや、、なんとなくピッタリのやつを発見しました。
DENSOって書いてあると、、なんとなく安心してしまうっていうのもなんですが、
これにしてみました。
実際のスイッチはどんな感じかというと、、、
こんな感じです。
まぁ、、やりすぎ感が良いです(o^^o)
回路はどうなるかというと、、、
回路はどうなるかというと、、、まぁ、AUTOをつけなければ、リレーのON-OFFをMOSFETでスイッチングする程度です。
MOSFETが2つづつついているのは、モーメンタリースイッチとちがって、
PUSHスイッチなので、一度に2つ押されると困るかもしれないため、
一度に1つしか有効にならないようにしてます。
F1のMOSFETがONになるときは、F3のMOSFETもONになるようになっており、
F3のMOSFETがONになると、F4のMOSFETのゲートが限りなくGNDになるので、
F4がOFFになるという仕組みです。
このリレーは、動作時、85mA程度だったので、
2N-7000あたりでもOKですね。
まぁでもAUTOをつけるために、最終的にはこの回路は使いません。
使いません、、、といいつつ、あの妖しい小さなリレーをちょっと使ってみたくなったので、ためしてみることにします。
ということでプリント基板を設計してみます。
まぁ設計というほどではないのですが、KICADというのを使用しますね。
で、こんな感じ。